空気人形
2週間ほど前、是枝裕和監督のティーチイン付「空気人形」を、
シアターキノで、観ました。
素晴らしい映画だったなあ。
ペ・ドゥナは、素晴らしいなあ。
すでに公開されているスチールの数々や、予告編などで、
なんとも可愛いらしいドゥナの様子は、明らかとなってはいますが
(おかっぱ、世界一似合うんじゃね?)、
映画では、それすらも遥かに上回っておるから、
もんどりうつハズ、多分、全員。
ペ・ドゥナの、細長い手足、白くきめ細かい肌、サラサラの髪、
コミカルな動きや表情、片言の日本語などすべてが、
「空気人形」そのもので、彼女がこの映画と出会い、
この役を演じたことは、とても大きな意味があったのではないかと強く思いました。
ティーチインで、是枝監督は「5年前でも、5年 後でもいけなかった、このタイミングだった」
と、言っていましたが、奇跡のような瞬間瞬間を見ているようだった。
公開されたら、もう一度、観にいくつもり、邦画はおそらく、これが今年のナンバー1。
映画鑑賞後、原作だという業田良家「ゴーダ哲学堂」(コレ面白いね)の中の一話、
「空気人形」を、友達から借りて読みましたが、
17Pの短編なので、映画の骨組みではあるものの、
ほとんどが、是枝監督のオリジナルストーリーと考えてよいようです。
- 作者: 業田良家
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2007/08/24
- メディア: 文庫
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