STAR ARTS

KAGAMIの訃報、昨日、職場で知ったのですが、
その後の自分は、なんともいえない容態になってしまい、もう、
ちょっと誰かに、バンッと間違ってぶつかられたとしても、
泣き出してしまうような心持ちで、腑抜けのようでした、多分。


就業後、トイレに座ったまま、立ち上がるのも億劫で、でも、まあ、
とりあえず帰るかと、鏡に映った自分を見たら、「老けたなあ」と
思ってまたショボくれて、化粧直しもせずに、そのまま、トボトボと
駅に向かい改札まで行ったものの「でも今夜は、何もしたくないから、
長風呂しよう、そうだ、この前、友達が薦めてくれた、スクラブ、
アレ良かったから、探してみようかな」と、そのお店に赴き、
ウロウロしていたら、里田まいちゃん風の店員さんが、
「コレではないですか?」と教えてくれたので、
「そうですそうです、コレです、コレコレ、コレください」と、
即買いのていで話をすすめたのですが、「せっかくなので、
手で試していかれませんか?」と、言ってくる。


普段、そういうのは苦手なので、「いえいえ、分かってますから、良さはもう」
と、お断りするのですが、なんとなく好きな雰囲気の店員さんだったので、
お願いしてみることにしたら、手もスベスベにしてくれて、
優しい言葉もいろいろかけてもらって、「お化粧もしていかれませんか?」
と(あまりにもヒドい様相だったのだろうか)、フワフワのブラシで、
いろいろしてもらっていたら、ものすごく明るい気分になっていて、
帰りしなに、「今日は哀しい事があったのですが、とても元気になりました」
とお礼を言ったら、「まあ!」と、その反応が、心からの反応だったので、
助けられました。ちょっともう、恩すら感じている、今となっては。


コレです(お礼に宣伝するんだ)。


でもやっぱり、布団に入って目を閉じたら、
KAGAMIにどれだけ楽しませてもらったのかという感謝の念とか、
KAGAMIの近くにいる人達の悲しみはいかなるものなのだろうかとか、
あんなに奇麗に動いていた人が、もう動かないのかとか、
これからは新しいKAGAMIの曲が聴けなくなるのかとか、
想いも涙もとめどようもなくて、ぜんっぜん眠れなかったので、
今日は、もう、目え、パンパン。


こんなに辛いなんて、自分でもびっくりだよまったく。