kikUUiki

先週の土曜日は、ZEPP SAPPOROで、サカナクションを観て来ました。


アルクアラウンド」で大ブレイクも果たし、前回のツアーからみれば、
あきらかに全国的にも認知度が高まった上での、今回のツアーですから、
いわずもがな「凱旋」といった趣きで、始終、和やかで愛に満ちた空間でした。


今回、新譜をあまりにも聴き込んでいなかったのと、興奮していたのと、
暑さで軽く朦朧としていたのとで(汗、1リットルくらい流れたよ)、
なんとなく、漠然としたカンジだったのですが(勿論、超よかったんだが)、
あれから毎日、新譜を聴き込んでいたら、やっとあのLIVE全体が、
身体に入り込んできたというカンジです。


さては「シーラカンスと僕」が、今回のLIVEの肝のようなもので、
そして、このツアーは、サカナクション第二章の幕開けを告げる、
表明のようなものだったのですね、今朝、気づきました、ハッ!と。


さて、「札幌を離れ、東京に居を構えて2年」とのコト、
歌詞などにも、ところどころ「ここ(東京)でやっていく」
という決意表明のようなものが散りばめられ、ついには、
「表参道の26時が過ぎてく」などと歌い出されると、木綿のハンカチーフも、
すっかり都会の絵の具に染められてしまったのではないかと、
気が気ではありません。


ここはひとつ、次回作に、「狸小路を忘れない(「ポンポコシャンゼリゼ」を、
巧みにサンプリングし曲に混ぜ込むタイプで、PVは勿論、狸小路を歩いて貰います、
アルクアラウンドばりで)」という曲でも作ってもらわないと、道民として、
溜飲が下がりません。